2012年 07月 15日
ふるさとのぬの
私の生まれた町には丹波布というものがある
機械化の波に押されて作られなくなってしまったが、柳宗悦によって見出され再び町をあげて復興したものである
縞貫と呼ばれ幕末から明治半ば頃まで農家の副業として織られ、主に京都や大阪に売られたものだ
丹波布と名付けたのは柳宗悦と聞いている
隣の篠山市など他の丹波地域にもその地の木綿があるけれどそれらは主に自家用であったらしい
丹波布は売るためのものであったためはんなりとした色どりである

丹波布の第一人者である足立康子さんを中心に今では何人もの方たちがこの丹波布を作り続けておられる

町ではときおり
丹波布の里まつりというイベントが催されている
このときは町の中心にある工房もいくつか公開される

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その中の一つで機を見せていただいた
少しの時間を見つけてはこの前に座られるのだそうだ
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横糸につまみ糸と呼ばれる手紡ぎの絹糸が入るのが特徴のひとつ
それは必ず繭そのままの色と決まっているのだそうである

木綿は里に自生する草木で染めた手紡ぎの糸で織る
気の遠くなるような工程を経て生み出された布は実に味わい深く私を惹きつける

たくさんの人にその魅力に触れて欲しいと思う
次回の丹波布の里まつりには大切な友人達を誘いたい
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by gonnosuke117 | 2012-07-15 17:45 | でかける | Comments(0)


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