2006年 09月 29日
捨てられない
20年以上前に独学でパッチワークを始めました。
一時期は本当に没頭して毎日のように針を持っていました。

仕事が忙しくなり始めるのと反比例してだんだん遠ざかっていきました。
それでも布が好きで、もうパッチワークをすることはないだろうと思いつつも 気に入って集めた布を処分する気持ちになれず、いただき物の和箪笥や押入にたくさんしまいこんでいました。

最近住まい方を考え直す機会が増え、
思い切って捨てる決意をしました。

幸いなことに、一部もらってくれる人がいて残りは幼稚園の工作に使ってもらえそうで助かりました。やっぱりゴミとして処理されるのはさみしいですもの。

布の奥からこんなものが出てきました。
c0090543_23202781.jpg
中にはしきりがあって、ゴム印などをしまっておくものではないかと思います。
3年前亡くなった祖母のものです。
祖母は小さな衣料品店をしていました。
歳を取ってからも続けていたのですが、お店を閉めてからもう10年以上経つでしょうか。
その時に母がもらってきたものを私が譲り受けたのでした。






中には
c0090543_23271243.jpg
箱と一緒にもらったものが入っています。
どれ位前のものかはわかりません。

リボンのようなものには
『西陣先染 高級ガロン』の札が。
袖口裾周各一着分と小さく書いてあるところをみると何か仕立てるときに使うのでしょうか?
知識のない私には分かりませんが。

ちょっと古びたホック。

縫い針色々。50円とか60円とかの値札が貼ってあります。
本みすや針と書いたものやら京みすや針と書いたものやら。
商標が違うのでそれぞれ違うところのものでしょう。
いまだに錆もなくピカピカです。

これをもらった頃はまだパッチワークに熱中していた頃。
そんな私なら使うだろうと母もくれたのでしょうけど
結局手をつけないままになっていたのでした。

実はその存在すら失念していたのですが(おばあちゃんおかあさんごめんね)
今になって出してみると
古びた感じがなんだか可愛くて。

これらはこれからも使うことはないでしょう。
けれどもずっと手元に置いておきたい。
布が無くなってがらんとなった和箪笥にもう1度しまい込みました。
ときどき取り出して眺めるような気がしています。
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by gonnosuke117 | 2006-09-29 23:07 | くらし | Comments(4)
Commented by 京のこいさん at 2006-09-30 00:28 x
私にも祖母から譲り受けた刺繍糸があるよ。祖母はいつも何か針をもって繕い物をしてた、時には人形の服を作ってくれたりして、そういえば私の人形の髪を梳かしてたりもしてた。。ぺたっと座って何か常に手を動かしてた。。何か会いたくなってきた。。無理やけどね。
Commented by gonnosuke117 at 2006-09-30 00:41
そういえば父方も母方も祖母は常に何か手を動かしてる記憶しかないわ。思い出して私もちょっとしんみりしてる。

私は将来もし孫に恵まれたら「おばあちゃんは常に口を動かしてた」と言われそう。気をつけよ(x x)
Commented by robio0220 at 2006-09-30 01:16
お宝がそんなところに流れていたとは~
さすがgonnosukeさんというかgonnosukeの母さんというか・・・
私の裁縫道具の中にも京都の「みすや」針あります。
信じられん値段のが(そう、50円・100円)あって、これってなんやろう・・・?と思っていたのですが今夜謎が解けました!
出どころは同じ! 大事にしよう。  しんみり・・・
Commented by gonnosuke117 at 2006-09-30 01:20
おお、そちらにもありましたか。
お互い大事にしようね。


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